
県内に交通死亡事故多発警報が出ている中、新たに2人が亡くなりました。
14日午前、高岡市の国道交差点で、軽乗用車が信号機の柱に衝突し、車に乗っていた石川県の80代の夫婦が死亡しました。
警察が原因を調べています。
高岡警察署によりますと14日午前10時10分ごろ、高岡市福岡町下老子の国道8号線 下老子交差点で、高岡市の市街地方向へ走っていた軽乗用車が、道路左側の信号機の柱に衝突しました。
この事故で、車を運転していた石川県金沢市の五十嵐義弘さん(83)と助手席に乗っていた妻の比佐子さん(86)が救急車で病院へ運ばれましたが、出血性ショックのため死亡しました。
現場は、片側1車線の見通しのよい直線道路で、警察が事故の原因を調べています。
県内の交通事故による死者はことし、これで47人となり、うち32人を65歳以上の高齢者が占めています。
今月8日に県などが交通死亡事故多発警報を発令後、亡くなった3人はすべて高齢者で、県警は「日没が早まる時期であり取り締まりを継続し高齢者の事故防止につなげたい」としています。
2018/11/14 12:18
KNBニュース
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