遺族にうそ言い…警察署内で現金だまし取る 草加署巡査を起訴「ゲームの課金に使った」/さいたま地検
病死した埼玉県草加市の男性=当時(82)=の遺族に対し、死体検案書の提出手続きに費用がかかるとうそを言って現金をだまし取ったとして、草加署員が逮捕された事件で、さいたま地検は9日、詐欺と詐欺未遂の罪で、草加署刑事課巡査(22)=越谷市=をさいたま地裁に起訴したと発表した。処分は8日付。
起訴状などによると、巡査は9月、草加署刑事課強行犯係に勤務する警察官として、死亡した男性の死因調査などを行う際、男性の長女に対し調査費用が必要などとうそを言い、同署1階ロビーで現金約82万円をだまし取ったとされる。
10月にも調査費用として現金200万円をだまし取ろうとしたとされる。
巡査は10月、詐欺と詐欺未遂の疑いで、県警に逮捕された。
「数十万円の借金があった。スマートフォンゲームの課金などに使った」と容疑を認めていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181109-00010008-saitama-l11