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三菱マテリアル中間決算 最終利益26%減
2018年11月6日 18時36分検査データ改ざん
大手金属メーカー、三菱マテリアルの今年度の中間決算は、グループ会社が製品の検査データの改ざんを繰り返していた事件の影響などで最終利益が26%減りました。
三菱マテリアルが発表したことし4月から9月までの中間決算は、グループ全体の最終利益が148億円余りと、去年の同じ時期に比べて26%減りました。
三菱マテリアルでは、グループ会社が製品の検査データの改ざんを繰り返していたことが明らかになり、東京地検特捜部がグループ会社3社を不正競争防止法違反の罪で起訴しています。
中間決算での減益は、この事件を受けて、再発防止に向けて品質管理を強化するなどの対策費を計上したことなどが要因だということです。
三菱マテリアルの佐々木晋常務は記者会見で、「起訴を重く受け止めている。信頼回復に取り組みたい」と述べました。