0001記憶たどり。 ★
2018/11/06(火) 14:08:30.00ID:CAP_USER9京急電鉄が全72駅の新たな駅名を沿線の子どもたちから募った。このうち6割は変更を検討する。
地域の変化に合わせた新たなイメージ作りが狙いだ。一方、地域の実態とかけ離れても、駅名を変えない鉄道会社もある。なぜなのか。
◆空気が悪い
「子育て世帯が住みたくなる駅名にしてほしい」。京急電鉄大師線「産業道路駅」(川崎市)の看板を見上げ、近所の主婦(39)は切望した。
同駅は1944年開業。周辺に工場があり、駅に面する神奈川県道主要地方道東京大師横浜が通称「産業道路」と呼ばれていることにちなみ、名付けられた。
ただ、住宅も多い。主婦は転居してきた約6年前、駅名から空気が悪そうな印象を持ったという。「公園も多く住みやすい街なのに」と話す。
東京・品川から川崎、横浜両市を経て三浦半島まで走る京急は創立120周年を記念し、72駅の名称を沿線の小中学生から募集。
先月で締め切り、約1100件の応募があった。公共施設や史跡の最寄り駅としてなじみ深い場所などを除く46駅の変更を検討している。
このうち産業道路駅は改称が決まっている。今年度中に駅が地下化され、道路との関わりが薄れることや、駅前広場が今後整備されることが理由だ。
京急は「新たな駅のイメージを作りたい」とする。変更する駅名の公表は来春だ。