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航空大手2社 中間決算 原油高で減益に
2018年11月2日 19時56分
航空大手の「ANAホールディングス」と「日本航空」のことし9月までの中間決算は、原油価格の値上がりで収益が圧迫されたことなどから、そろって減益となりました。
両社が2日までに発表したことし4月から9月までの中間決算によりますと、売り上げは、ANAホールディングスが前の年度より5.4%、日本航空が8.4%それぞれ増加しました。
これは日本を訪れる外国人旅行客の利用が増えているためで、台風21号による関西空港の一時閉鎖や北海道で起きた地震の影響は、両社とも大きくなかったとしています。
一方、原油価格が値上がりし航空機の燃料費が膨らんだことなどから、最終的な利益は、ANAが前の年度よりも37.7%の大幅な減益、日本航空も5.9%の減益となりました。
今年度1年間の最終利益の見通しもANAは29.1%の減益、日本航空は18.8%の減益を予想しています。