https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/462312/
福岡タワー(福岡市早良区)は1日、来年の開業30周年に合わせ、初の館内全面リニューアルをすると発表した。
海辺にあるタワーの特性を生かし「海から空」に向かう体験ストーリーを意識した演出を施し、2月1日に新装オープンする。
改装工事に伴い、1月4日〜同31日は休館する。
同タワーは1989年開催のアジア太平洋博のモニュメントとして建設され、現在は観光・展望タワーと電波塔の役割を担う。
韓国人を中心に訪日外国人客(インバウンド)の急増もあって、来場者は増加傾向にあり、昨年度は約67万人に上った。
エントランスホールは博多湾の青い海と白い砂浜を感じさせる色彩の床、エレベータホールは海底にいるような暗めの空間に
上部からライトで光を差し込ませる。展望フロアは仮想現実(VR)映像を用いた望遠鏡を設置するほか、夜景を引き立てるため、
天井には星空をイメージした照明を施す。事業費は3億円を予定している。