0001樽悶 ★
2018/10/25(木) 23:12:54.10ID:CAP_USER9高杉容疑者は9月21日、自宅ガレージで高校の同級生らとバーベキューをしながら酒を飲んだ。さらに飲みに行こうとなり、野呂容疑者ら友人2人を車に乗せ、五所川原市方面へ向かった。翌22日午前1時9分、グングンとスピードを上げ、国道101号をひた走る1台の白い乗用車は前方を走行中の軽乗用車に追突し、そのままセンターラインを越え、対向車線を走っていた軽乗用車と正面衝突。その弾みで軽乗用車は数メートル横の田んぼまではじき飛ばされた。
最初に追突された軽自動車は道路脇左の柵にぶつかってひっくり返り、対向車線の後続車と衝突。この事故で会社員の広船淳さん(43)と妻の愛莉さん(30)、代行運転手の山田春治さん(63)と客で保険外交員の山田久美子さん(46)が巻き添えになり、死亡した。
「現場は田園風景が広がる片側1車線の見通しのいい幹線道路で、制限速度50キロを約80キロ上回る時速約130キロでぶっ飛ばしていた。1台が田んぼでもう1台は反転した状態ですから、いかに衝撃が凄まじかったかが分かる」(捜査事情通)
事故後、すぐに救急車が駆け付け、通報を受けた警察官が現場に着いた時には、すでに高杉容疑者らは救急車で搬送されていた。
「高杉容疑者と野呂容疑者はそのまま入院したため、その場で事情を聴くことはできなかったが、アルコール検査をし、2人の退院を待って逮捕した」(前出の捜査事情通)
しかし事故後1カ月もの間、ネット上では「広船さんが飲酒運転をしていたのではないか」という、ガセ情報が出回った。先月25日、地元テレビ局が「軽乗用車のどちらかの運転手が、酒気帯びだった可能性がある」と報じたためだった。
「(事故後)入院していたし、ニュースのこともあったので、逮捕されたと知るまで地元では(高杉容疑者は)被害者だと思われていた。バーベキューにはもうひとり同級生が参加していましたが、『次の日仕事だから』と言って帰った。事故を知り、『代行使えば良かったのに』とつぶやいていたそうです」(近隣住民)
事故現場はこれまで何度となく重大事故が起こり、何人も亡くなっている、地元では有名な「危険地帯」だという。
「(高杉容疑者は)農地の整備や排水の設置管理などの土地改良を行う法人に勤務していますが、なかなか就けない仕事です。おじいさんはかつて農協に勤め、お父さんは元役場の職員です。亡くなられた山田(久美子さん)さんは離婚して市営住宅に住んでいたそうですが、残された2人の高校生のお子さんが、かわいそうでなりません」(別の近隣住民)
亡くなった広船さんの遺族は県警を通じ、「2人の顔が思い浮かび、毎日涙が出ます」と心境を吐露。
調子に乗って酒を飲み、国道を130キロで暴走し、一瞬にして4人の尊い生命を奪った罪は果てしなく重い。
日刊ゲンダイDIGITAL 2018年10月25日 10時26分
http://news.livedoor.com/article/detail/15495643/