https://www.yomiuri.co.jp/national/20181006-OYT1T50024.html
石川県内の90歳代男性が9月下旬、「喪服で現金を下ろして」などと特殊詐欺グループに指示され、
現金300万円をだまし取られていたことがわかった。服装を指示してだまし取る特殊詐欺の手口が確認されるのは県内で初めて。
県警は、金融機関での声掛けを回避する目的で考案された新しい手口とみている。
県警生活安全企画課の発表によると、男性宅に9月下旬、訴訟が起こされたことを通知する偽のはがきが届いた。
男性が記載の連絡先に電話したところ、弁護士をかたる男に「訴訟の取り下げに弁護士費用が必要」と言われ、
喪服を着て現金を引き出すよう指示された。男性は金融機関で「葬式費用」として現金300万円を下ろし、東京都内のアパートに送った。
金融機関では、不審な引き出しに対し、理由や経緯を尋ねる声掛けが徹底されている。県警は、服装で引き出しの理由を
不審に思わせない新たな手口とみている。県警の担当者は「電話で現金を要求されたり、服装を指示されたりした場合は特殊詐欺。
絶対に現金を渡さないで」と呼びかけている。
石川県内の90歳代男性が9月下旬、「喪服で現金を下ろして」などと特殊詐欺グループに指示され、
現金300万円をだまし取られていたことがわかった。服装を指示してだまし取る特殊詐欺の手口が確認されるのは県内で初めて。
県警は、金融機関での声掛けを回避する目的で考案された新しい手口とみている。
県警生活安全企画課の発表によると、男性宅に9月下旬、訴訟が起こされたことを通知する偽のはがきが届いた。
男性が記載の連絡先に電話したところ、弁護士をかたる男に「訴訟の取り下げに弁護士費用が必要」と言われ、
喪服を着て現金を引き出すよう指示された。男性は金融機関で「葬式費用」として現金300万円を下ろし、東京都内のアパートに送った。
金融機関では、不審な引き出しに対し、理由や経緯を尋ねる声掛けが徹底されている。県警は、服装で引き出しの理由を
不審に思わせない新たな手口とみている。県警の担当者は「電話で現金を要求されたり、服装を指示されたりした場合は特殊詐欺。
絶対に現金を渡さないで」と呼びかけている。