2018年10月1日 8時23分
1日未明、横浜港のふ頭の沖合に停泊していた貨物船が、台風による強風にあおられて流され、護岸に衝突しました。乗組員は全員自力で脱出していて、けが人はいませんでした。
横浜海上保安部によりますと、1日午前1時半すぎ、台風から避難するため横浜市の大黒ふ頭の沖合に停泊していたベリーズ船籍の貨物船の乗組員から「強風にあおられて護岸に衝突しそうだ」と通報があったということです。
海上保安部の職員が駆けつけたところ、貨物船は近くの東京湾にある扇島の護岸に衝突しましたが、中国人などの乗組員12人は全員が自力で脱出し、けが人はいなかったということです。
1日朝は、付近の海では風速およそ30メートルの南南西の風が吹き、波の高さはおよそ2メートルだったということで、海上保安部は事故の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181001/k10011652641000.html