内閣府は28日、児童ポルノや児童売春など子供の性被害防止対策に関する初の世論調査の結果を公表した。
それによると、自分の子や兄弟ら身近にいる子供の性被害に対する不安について、「不安を感じる」「どちらかといえば不安を感じる」との回答が合わせて73.5%に上った。
不安に感じる理由を複数回答で尋ねたところ、「インターネット交流サイト(SNS)を通じて見知らぬ人と簡単に出会えるから」の82.8%が最も多く、「(女子高生らに接客させる)JKビジネスが存在しているから」が34.3%、「地域のつながりが弱く、近所の住民の顔をほとんど知らないから」が28.3%で続いた。
インターネット事業者に求める取り組みについては、「子供の性被害につながる書き込みの監視と削除」51.2%、「性被害につながる書き込みを禁止する利用規約をつくる」49.8%、「年齢による利用制限」49.5%、「SNS利用時の本人確認の徹底」44.3%などが挙がった。
調査は7月19日〜8月5日、全国の18歳以上の男女5000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は58.1%だった。
9/28(金) 17:50
時事通信
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