水族館に 希少な深海の巻き貝
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180827/5090004139.html
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沖縄などの深い海に生息し、「生きた化石」とも呼ばれる希少な巻き貝
「リュウグウオキナエビス」が、本部町の沖縄美ら海水族館で展示されています。
リュウグウオキナエビスは、水深100メートルから400メートルの深い海に生息する巻き貝の一種で、
数億年前からほとんど形を変えてないとされ、生きた化石とも呼ばれています。
今月8日、水族館の職員が無人潜水艇で本部町沖合の深海の生物の調査をしていたところ、
水深150メートル付近でこのリュウグウオキナエビスが見つかり、採集して今回の展示に至りました。
貝の大きさは20センチ余りで、らせん状の形と炎のような赤い模様が特徴で、
26日水族館を訪れた人たちは、水槽に顔を近づけて希少で大きな貝を興味深そうに見ていました。
沖縄美ら海水族館で飼育担当の東地拓生さんは
「標本を見る機会はあるものの生きたままの姿は珍しい。ぜひ多くの人に見ていただきたい」
と話していました。
この「リュウグウオキナエビス」は、来月末ごろまで展示される予定です。
08/27 06:01