ガスト・吉野家・はなまる、外食ライバルが異例の協業 合同定期券を販売
2018.8.23 13:36
外食大手として競合するすかいらーくと、吉野家ホールディングスが、合同の集客キャンペーンを展開する。
すかいらーく系でファミリーレストラン「ガスト」を展開するすかいらーくレストランツ(東京都武蔵野市)と、
吉野家HD傘下の牛丼の吉野家(東京都中央区)と、うどんのはなまる(同)の3社は23日、
全国の各店舗で使える合同定期券を販売すると発表した。
競合する外食チェーンがグループを超えて集客で連携するのは初だ。
1枚300円で販売する合同定期券を使えば、ガスト、吉野家、はなまるでそれぞれ割引などを受けられる。
吉野家では、1食毎に80円引きになり、テークアウトでは最大3食分まで利用できる。
はなまるではうどん1杯に付き天ぷら1品が無料になる。
ガストでは1回の会計で100円引きになる。このため、3〜4回の来店で元が取れる計算だ。
今回、定期券は各チェーンの店舗で8月27日から発売し、
使用期間は9月10日から10月21日までとしている。
もともと、同じグループの吉野家とはなまるで合同定期券によるキャンペーンを実施し、
相互の集客効果が大きかった。
このため、吉野家サイドから、他の外食グループへの参加を呼びかけており、
これにガストが応えた格好だ。
産経ニュース
http://www.sankei.com/economy/news/180823/ecn1808230023-n1.html