https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180814/k10011576771000.html
放射性物質含む土を誤って処分か 環境省
2018年8月14日 19時54分
7年前の東京電力福島第一原発の事故後に環境省に宅配便で送られてきた放射性物質を含む土が、保管場所からなくなっていることがわかり、環境省は誤って処分した可能性が高いとしています。環境省によりますと、健康への影響は低いレベルだと見られるということです。
環境省によりますと、福島第一原発事故後の平成23年11月、福島市の住民を名乗る人物から段ボールに入った放射性物質を含む土など、合わせておよそ10キロが宅配便で相次いで届き、環境省はケースに入れたうえで、ロッカーに保管していました。
しかし、今月8日職員が確認したところ、ロッカーが無くなっていることに気づいたということです。
調べた結果、ロッカーはことし1月にほかの物品と一緒に処分されていて、環境省は放射性物質を含む土を誤ってロッカーごと処分した可能性が高いとしています。
土が送られてきた当時、放射線量は1時間当たり0.6マイクロシーベルトだったということで、環境省は「健康への影響は低いレベルと見られる」としています。
環境省大臣官房総務課の白石隆夫課長は記者会見で「弁解の余地のないことと認識しており、深くおわび申し上げます」と述べ、謝罪しました。
環境省はロッカーの処分を委託した業者に連絡をとるなど、調査を進めることにしています。
放射性物質含む土を誤って処分か 環境省
2018年8月14日 19時54分
7年前の東京電力福島第一原発の事故後に環境省に宅配便で送られてきた放射性物質を含む土が、保管場所からなくなっていることがわかり、環境省は誤って処分した可能性が高いとしています。環境省によりますと、健康への影響は低いレベルだと見られるということです。
環境省によりますと、福島第一原発事故後の平成23年11月、福島市の住民を名乗る人物から段ボールに入った放射性物質を含む土など、合わせておよそ10キロが宅配便で相次いで届き、環境省はケースに入れたうえで、ロッカーに保管していました。
しかし、今月8日職員が確認したところ、ロッカーが無くなっていることに気づいたということです。
調べた結果、ロッカーはことし1月にほかの物品と一緒に処分されていて、環境省は放射性物質を含む土を誤ってロッカーごと処分した可能性が高いとしています。
土が送られてきた当時、放射線量は1時間当たり0.6マイクロシーベルトだったということで、環境省は「健康への影響は低いレベルと見られる」としています。
環境省大臣官房総務課の白石隆夫課長は記者会見で「弁解の余地のないことと認識しており、深くおわび申し上げます」と述べ、謝罪しました。
環境省はロッカーの処分を委託した業者に連絡をとるなど、調査を進めることにしています。