◆三越伊勢丹、4〜6月期の営業益33%増 訪日消費好調
三越伊勢丹ホールディングスが31日発表した2018年4〜6月期の連結決算は、営業利益が90億円と前年同期比で33%増えた。
同期間の営業増益は2年連続。訪日外国人や富裕層向けの販売が好調だった。
不採算事業の整理でコストも圧縮した。
早期退職制度の拡大に伴い特別損失を計上したため純利益は減った。
売上高は2867億円と2%減った。
今年3月の伊勢丹松戸店(千葉県)の閉店や高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」の売却、アパレル子会社の清算の影響で収入が約140億円減少した。
既存事業ベースでは3%の増収だった。
訪日客からの売り上げを示す免税売上高は約190億円と36%増えた。
伊勢丹新宿本店(東京・新宿)や三越銀座店(東京・中央)といった旗艦店を中心に、化粧品や高額品の売れ行きが良かった。
純利益は5%減の45億円だった。
今期から退職金を上乗せした早期退職制度を年2回実施する方針。
6月に募集した分で13億円を特別損失として計上した。
19年3月期通期の見通しは据え置いた。
最終損益は130億円の黒字(前期は9億円の赤字)と2期ぶりの黒字転換を見込んでいる。
日本経済新聞 2018/7/31 20:30
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33620650R30C18A7DTD000/
三越伊勢丹ホールディングスが31日発表した2018年4〜6月期の連結決算は、営業利益が90億円と前年同期比で33%増えた。
同期間の営業増益は2年連続。訪日外国人や富裕層向けの販売が好調だった。
不採算事業の整理でコストも圧縮した。
早期退職制度の拡大に伴い特別損失を計上したため純利益は減った。
売上高は2867億円と2%減った。
今年3月の伊勢丹松戸店(千葉県)の閉店や高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」の売却、アパレル子会社の清算の影響で収入が約140億円減少した。
既存事業ベースでは3%の増収だった。
訪日客からの売り上げを示す免税売上高は約190億円と36%増えた。
伊勢丹新宿本店(東京・新宿)や三越銀座店(東京・中央)といった旗艦店を中心に、化粧品や高額品の売れ行きが良かった。
純利益は5%減の45億円だった。
今期から退職金を上乗せした早期退職制度を年2回実施する方針。
6月に募集した分で13億円を特別損失として計上した。
19年3月期通期の見通しは据え置いた。
最終損益は130億円の黒字(前期は9億円の赤字)と2期ぶりの黒字転換を見込んでいる。
日本経済新聞 2018/7/31 20:30
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33620650R30C18A7DTD000/