アウディのルパート・シュタートラーCEOの逮捕を受け、BMWの購買部門を率いていたマーカス・デュースマンが後任を務めることが決まった。
ドイツでの報道によれば、彼は1月1日からその職に就くようだ。
新たにフォルクスワーゲングループの役員に就任したデュースマンは、現在暫定CEOを務めるセールス&マーケティング部長のエイブラハム・ショットと交代する。
アウディはこの件について公式な声明を出していない。
フォルクスワーゲングループはデュースマンの役員就任について、「現在BMWグループで部品調達とサプライヤーネットワークを統括するデュースマンが、準備が整い次第、新たな職に就くことになります。
この契約はすでに署名されました」と発表した。
この声明では、デュースマンについて「自動車業界においてもっとも経験豊富で優れたエキスパートのひとり」であり、「幅広い領域の知識をもつ」と評価している。
シュタートラーの逮捕は、フォルクスワーゲングループのヘルベルト・ディエスCEOにとって重大な打撃であったのだ。
なお、シュタートラーの逮捕について「アウディCEO逮捕 VWグループCEO「グループにとって打撃」」にて、更に詳細な情報をご覧いただける。
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AutoCarジャパン 2018/07/31
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