てるみくらぶ元社員に有罪判決
融資金詐取、東京地裁
2018/7/30 15:24
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銀行から融資金をだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた旅行会社「てるみくらぶ」(東京、破産手続き中)の元社員笹井利幸被告(37)に東京地裁は30日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
河本雅也裁判長は判決理由で、社長の山田千賀子被告(68)=一審懲役6年=の指示で銀行に架空の請求書を提出するなど、不可欠な役割を果たしたと指摘。
「被害額は巨額で、大半は返済されていない」と述べた。
一方、指示に背くことは難しかったとして猶予判決とした。