◆アジア大会で地域活性化を 愛知県が有識者会議
愛知県は25日、2026年に名古屋市と共催する夏季アジア競技大会を活用した地域活性化ビジョン策定に向けた有識者会議を初めて開いた。
冒頭、大村秀章知事は「取り組むべき活性化の方向性をまとめたい」とあいさつ。
県側がアスリートの育成や観光振興、産業情報の発信などの骨子案を示した。
最終報告は2019年3月をめどにまとめる。
会議は名城大の昇秀樹教授が座長を務め、経済界やスポーツ界など計7人で構成。
五輪のレスリング女子で4大会連続メダルを獲得した至学館大学の吉田沙保里副学長もメンバー。
次回の9月の会合で中間案を検討した後、大学生や高校生などから意見を聞くワークショップを開く。
年内をめどに最終案をまとめる。
アジア大会を活用した地域活性化のビジョン策定を巡っては、名古屋市も有識者会議を設置している。
同市は策定中の次期総合計画との整合性を取りながらビジョンをつくる。
県と市の担当者はそれぞれの会議に出席し、情報交換や調整をするという。
日本経済新聞 2018/7/26 6:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33423460W8A720C1CN8000/