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保育園の給食で園児ら24人食中毒 東京 世田谷
2018年7月27日 20時40分
東京・世田谷区の区立保育園で園児と職員、合わせて24人が今月4日以降、相次いで下痢などの症状を訴え、患者や給食の一部から腸管出血性大腸菌、O121が検出されました。保健所は給食が原因の食中毒と断定し、この保育園を26日から5日間、給食の供給停止の処分にしました。
処分を受けたのは、東京・世田谷区の区立梅丘保育園です。
東京都によりますと、この保育園に通う1歳から6歳の園児19人と、職員5人の合わせて24人が今月4日以降、相次いで下痢や腹痛などの症状を訴えたということです。いずれも症状は軽く、入院した人はいませんでした。
世田谷区の保健所が調べたところ、一部の患者や、今月3日に保育園で調理された鶏肉のささ身や春雨などの入った料理から腸管出血性大腸菌、O121が検出されたということです。
このため、保健所は給食が原因の食中毒と断定し、この保育園を26日から5日間、給食の供給停止の処分にしました。
腸管出血性大腸菌をはじめとした細菌による食中毒は夏に起こりやすいため、都は、手洗いや調理器具の消毒など感染予防の対策をとるよう呼びかけています。