マンション建設反対運動中に現場監督に暴行したとして逮捕、起訴され、その後無罪が確定した名古屋市瑞穂区の薬剤師、奥田恭正さん(61)が24日、違法な逮捕や勾留で精神的苦痛を受けたとして、国と愛知県に計1100万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。国には指紋など個人情報の抹消も求めた。
訴状などによると、奥田さんは平成28年10月7日、反対運動をしていたマンションの工事現場で、現場監督の男性を突き飛ばしたとして愛知県警が暴行容疑で現行犯逮捕、その後起訴された。
今年2月、名古屋地裁で「防犯カメラの映像と被害者の証言が整合しない」として無罪判決が確定。警察が防犯カメラ映像を精査していれば、突き飛ばしていないのは明らかで、検察は有罪判決を得る可能性が乏しいにもかかわらず、起訴したなどと主張している。
奥田さんは提訴後の記者会見で「判決後、捜査当局に説明を求めたが、『捜査は適切だった』の一点張りで、納得できない」と話した。また奥田さんは24日、マンション建設会社と現場監督の男性に対しても計1100万円を求める訴訟を起こした。
2018.7.24 16:40
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/180724/wst1807240068-n1.html
訴状などによると、奥田さんは平成28年10月7日、反対運動をしていたマンションの工事現場で、現場監督の男性を突き飛ばしたとして愛知県警が暴行容疑で現行犯逮捕、その後起訴された。
今年2月、名古屋地裁で「防犯カメラの映像と被害者の証言が整合しない」として無罪判決が確定。警察が防犯カメラ映像を精査していれば、突き飛ばしていないのは明らかで、検察は有罪判決を得る可能性が乏しいにもかかわらず、起訴したなどと主張している。
奥田さんは提訴後の記者会見で「判決後、捜査当局に説明を求めたが、『捜査は適切だった』の一点張りで、納得できない」と話した。また奥田さんは24日、マンション建設会社と現場監督の男性に対しても計1100万円を求める訴訟を起こした。
2018.7.24 16:40
産経WEST
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