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熱中症 21日も全国各地で死者相次ぐ
2018年7月22日 5時57分熱中症
21日は、全国各地で熱中症が原因で死亡したとみられる人が相次ぎました。
21日午前11時ごろ、東京・板橋区のアパートで、この部屋に住む78歳の女性と74歳の男性の2人が死亡しているのが見つかりました。室内にエアコンがありましたがスイッチは切られていて、部屋の温度はかなり高い状態になっていたということで、警視庁は、いずれも熱中症が原因で死亡した可能性があるとみています。
岐阜県では、午前11時20分ごろ、揖斐川町の畑で農作業をしていた87歳の女性が倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。消防によりますと、女性は畑で除草剤をまく作業中に熱中症になったとみられるということです。
午後2時ごろ、埼玉県草加市のアパートで、この部屋に住む46歳の男性が室内で倒れているのを、様子を見に来た大家の女性が見つけ、男性は病院に運ばれましたが、午後4時すぎに死亡しました。当時、窓は開いていましたが、室内にエアコンはなく、扇風機は故障していたということです。埼玉県消防防災課によりますと、熱中症の疑いがあるということです。
愛知県では、午後3時ごろ、岡崎市竜泉寺町の畑で、近くに住む90歳の男性が倒れているのが見つかりました。消防が駆けつけたところ、すでに死亡していて、農作業中に熱中症で死亡したとみられるということです。
広島県では、午後3時すぎ、廿日市市八坂の空き地で近くに住む81歳の女性が倒れているのが見つかりました。警察によりますと、女性は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認され、熱中症の疑いがあると診断されたということです。
三重県桑名市では、午後4時ごろ、住宅の居間で78歳の男性が布団の上であおむけの状態で倒れているのを近くに住む弟が見つけ、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。救助にあたった消防隊員は、部屋の気温や男性の体温は高く感じたということです。警察は熱中症が原因と見て調べています。
兵庫県佐用町中三河では、午後5時すぎ、85歳の男性が道路に倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。男性は草刈りに行くと言って午後2時ごろに家を出たということで、警察は熱中症の疑いもあるとみて調べています。
同じく午後5時すぎ、滋賀県彦根市日夏町にある宇曽川の河川敷でも、68歳の男性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。男性は川に釣りに行くと言って自宅を出たということで、警察は熱中症が原因とみて調べています。