西三河地方のご当地即席麺「キリンラーメン」の新名称を募っていた製造元の小笠原製粉
（碧南市汐田町三）は十七日、一般からの投票などで新名称を決める「総選挙」を始める。
これまでに寄せられた一万七百五十三通を社内で検討し、「ヘキナン」「キリマル」「オガサワラ」
の三候補に絞り込んだ。総選挙は三十一日まで、同社ホームページで、この三候補から選んでもらう。
三候補のほかにも「キラリ」「キラリン」「ヘキリン」などの提案もあったが、類似の名称があることから断念した。
投票は都道府県別で愛知がトップ、東京が二位、神奈川、大阪、埼玉の順だった。
同社は商標権を巡り大手ビールメーカー「キリン」と係争中で、五月に名称の変更を決めた。
七月二十八日には碧南市文化会館北側で投票イベントを開く。
総選挙は一般投票に関係者票も加え、八月に結果を発表する。十月にも新商品を発売する見通し。
包装などのデザインは未定だが、味はこれまでと変えない。同社の小笠原充勇専務（４１）は
「楽しくイメージチェンジをしたい。お客さんに新しい名前を選んでもらい、これからも一緒に歩んでほしい」と話した。
新名称の投票を呼び掛ける小笠原専務＝碧南市汐田町の小笠原製粉で
★1が立った時間 2018/07/17(火) 16:04:44.93
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