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堤防決壊の11か所で応急工事終わる 岡山県内
2018年7月17日 18時14分豪雨 被害
記録的な豪雨で岡山県内では18か所で川の堤防が決壊しましたが、17日までに倉敷市真備町を流れる小田川など合わせて11か所で土のうなどで仮の堤防を築く応急的な復旧工事が終わりました。
今回の記録的な豪雨で岡山県内では倉敷市真備町を流れる小田川やその支流の高馬川など、合わせて10の河川の18か所で堤防が決壊したことが国土交通省や県の調査でわかっています。
こうした場所では、今後の雨で浸水被害が再び起きないように土のうや石でふさぎ仮の堤防を築く復旧工事が続いています。
このうち岡山市東区の砂川の決壊場所では16日深夜に復旧工事が終わり、岡山市は、17日、周辺の平島小学校区の住民に出していた避難指示を解除しました。
このほかいずれも倉敷市真備町を流れる小田川の2か所と小田川の支流の末政川の3か所、高馬川の2か所、真谷川、それに岡山市北区の旭川と井原市の岩倉川でも17日までに土のうなどで仮の堤防を築く応急的な復旧工事が終わりました。
一方で、矢掛町の小田川の3か所と総社市の高梁川の2か所、笠岡市の尾坂川、それに、井原市の高屋川ではまだ仮の堤防ができておらず、県は復旧工事を急いでいます。