◆“待望の水” 断水解消進む 広島 三原と尾道
今回の豪雨で大規模な断水が続いていた広島県三原市と尾道市では、取水場の復旧が進んだことから、徐々に給水が再開されていて、これまでに、それぞれの市のおよそ6割の世帯で断水が解消しました。
三原市と尾道市では、今回の豪雨で取水場が水没するなどしたため、今月7日から広い範囲で断水が続いていました。
これらの地域では、取水場の復旧が進んだことから、徐々に給水が再開されていて、このうち三原市では、16日までに全世帯のおよそ6割に当たるおよそ2万5000世帯で断水が解消しました。
16日に給水が再開した三原市小坂町の立川仁美さん(43)は、豪雨のあと、風呂にも入れずにいたということで、「水が出て気持ちが楽になった。不眠不休で頑張ってくれた人たちに感謝したい」と話していました。
三原市では、今月20日に多くの地域で断水が解消する見通しだということです。
また、尾道市でも、16日までにおよそ6割に当たるおよそ3万5000世帯で断水が解消されました。
このうち、尾道市福地町の赤阪芳明さん(57)は「顔や手を洗いながら土砂の撤去作業を進められるようになった。今回の災害で水のありがたさを実感した」と話していました。
尾道市では、今月21日には、全世帯で断水が解消する見通しだということです。
NHKニュース 2018年7月17日 14時53分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180717/k10011536611000.html?utm_int=word_contents_list-items_001&word_result=豪雨%20生活・支援