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点滴異物混入事件 同僚が引き継ぎ受ける間に消毒液入れたか
2018年7月9日 4時19分
横浜市の病院で点滴に消毒液が入れられ患者が殺害された事件で、逮捕された元看護師の女は事件当日、同僚が業務の引き継ぎを受けている間に1人で被害者の患者の病室に入り、直後に患者の容体が急変していたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察はこの時、点滴に消毒液を入れたと見て調べています。
横浜市神奈川区の旧「大口病院」でおととし9月、入院患者の西川惣藏さん(88)と八巻信雄さん(88)が相次いで中毒死し、看護師だった久保木愛弓容疑者(31)が点滴に消毒液を混入したとして、西川さんへの殺人の疑いで逮捕されました。
その後の調べで久保木容疑者は事件当日、夜勤に入る前、一緒に勤務する同僚がナースステーションで日勤の看護師から業務の引き継ぎを受けている間に1人で病室に入り、直後に西川さんの容体が急変していたことが捜査関係者への取材でわかりました。
西川さんは心拍数が低下し、その後、死亡したということで、警察は久保木容疑者が同僚が病室に来ない隙に点滴に消毒液を入れたと見て調べています。