地下鉄サリン事件で駅員の夫を亡くし、被害者の会の代表を務めている高橋シズヱさんは「高橋克也被告の裁判が終わってまもなく執行ということはわかっていたので、その時がきた、ということでしかないです。ただ、事件から23年以上経ってしまい、この執行を知ることなしに亡くなった夫の両親や、私のことを心配してくれていた私の両親にとっては残念だったと思います。遺族は真実を知りたいと思っていると思われているようですが、私は松本死刑囚からは真実を知りたいとは思っておりませんでしたので、やっと執行された、という思いです」と話しています。
地下鉄サリン事件の被害者の会の代表、高橋シズヱさんは、事件の真相を知りたいと訴え続けてきました。
平成7年3月に起きた地下鉄サリン事件。高橋シズヱさんの夫で、霞ケ関駅の助役だった一正さんはサリンが入った袋を地下鉄の車両から片づけていたときに倒れ、亡くなりました。
なぜ夫が犠牲になったのか知りたいという一心で裁判を傍聴するようになり、回数は500回近くにのぼりました。
東京・霞が関の裁判所へ行くときは、夫の通勤ルートの地下鉄を使っていました。シズヱさんは、夫がいつもそばにいるように感じながら通っていたといいます。
やがて被害者を支援する弁護士に勧められ、被害者の会の代表を務めるようになり、真相の解明を訴え続けてきました。事件に関わった教団の元幹部からは、手紙が送られてきたこともありました。
その1人が、法廷で表情には出さなかったものの深く反省していることを知り、なぜ多くの若者が凶悪な犯罪に関わったのか、もっと深く知りたいと願うようになりました。
6年前、逃亡を続けていた3人が次々に逮捕され、再び裁判が始まると、被害者参加制度を利用して被告に直接問いかけました。しかし、この時は、納得のいく答えは返ってきませんでした。
シズヱさんは、繰り返し法務省を訪れ、事件に関わった死刑囚に面会する機会を設けるよう求めました。また、事件を最後まで見届けるため、刑を執行する場合は遺族の自分が立ち会えるようにすることも要望していました。
2018年7月6日 9時31分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180706/k10011513781000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_012
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http://2chb.net/r/newsplus/1530837631/
ことし3月に法務省に要望した際、シズヱさんは、「ずっと裁判に関わってきましたが、刑が執行されるまでの間は全く関われないのはどうしてなのかと思います。裁判の傍聴だけでなく、執行を見届けたいという思いがますます強くなっています」と話していました。
地下鉄サリン事件の被害者の会の代表、高橋シズヱさんは、事件の真相を知りたいと訴え続けてきました。
平成7年3月に起きた地下鉄サリン事件。高橋シズヱさんの夫で、霞ケ関駅の助役だった一正さんはサリンが入った袋を地下鉄の車両から片づけていたときに倒れ、亡くなりました。
なぜ夫が犠牲になったのか知りたいという一心で裁判を傍聴するようになり、回数は500回近くにのぼりました。
東京・霞が関の裁判所へ行くときは、夫の通勤ルートの地下鉄を使っていました。シズヱさんは、夫がいつもそばにいるように感じながら通っていたといいます。
やがて被害者を支援する弁護士に勧められ、被害者の会の代表を務めるようになり、真相の解明を訴え続けてきました。事件に関わった教団の元幹部からは、手紙が送られてきたこともありました。
その1人が、法廷で表情には出さなかったものの深く反省していることを知り、なぜ多くの若者が凶悪な犯罪に関わったのか、もっと深く知りたいと願うようになりました。
6年前、逃亡を続けていた3人が次々に逮捕され、再び裁判が始まると、被害者参加制度を利用して被告に直接問いかけました。しかし、この時は、納得のいく答えは返ってきませんでした。
シズヱさんは、繰り返し法務省を訪れ、事件に関わった死刑囚に面会する機会を設けるよう求めました。また、事件を最後まで見届けるため、刑を執行する場合は遺族の自分が立ち会えるようにすることも要望していました。
2018年7月6日 9時31分
NHK NEWS WEB
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