◆難民や避難民 過去最多の6850万人 国連報告書
国連の難民などに関する最新の報告書で紛争や迫害による世界の難民や避難民の数が、これまでで最も多い6850万人に上ったことが明らかになりました。
UNHCR=国連難民高等弁務官事務所は、国連が定める今月20日の「世界難民の日」を前に19日、最新の報告書を発表しました。
去年末の時点で、紛争や迫害によって国外に逃れた難民や家を追われた国内避難民の数は、これまでで最も多い6850万人に上りました。
前の年より290万人増え、5年連続で増加しています。
UNHCRによりますと、去年末までの1年間で、難民や避難民となった人の数は1620万人で、紛争が続くコンゴ民主共和国や南スーダン、それに政府軍と少数民族の武力勢力が戦闘を続けるミャンマーで急増しています。
一方、難民を受け入れているのはレバノンやバングラデシュなどほとんどが紛争が続く国の隣国です。
多くは発展途上国で、難民への支援を続けるのは厳しい現状となっています。
UNHCRのグランディ高等弁務官は「今こそ、先進国がリーダーシップをとって責任を果たすべきだ」と述べ、先進国に対して、難民の受け入れで協力を呼びかけました。
NHKニュース 2018年6月19日 21時02分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180619/k10011486171000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_013
国連の難民などに関する最新の報告書で紛争や迫害による世界の難民や避難民の数が、これまでで最も多い6850万人に上ったことが明らかになりました。
UNHCR=国連難民高等弁務官事務所は、国連が定める今月20日の「世界難民の日」を前に19日、最新の報告書を発表しました。
去年末の時点で、紛争や迫害によって国外に逃れた難民や家を追われた国内避難民の数は、これまでで最も多い6850万人に上りました。
前の年より290万人増え、5年連続で増加しています。
UNHCRによりますと、去年末までの1年間で、難民や避難民となった人の数は1620万人で、紛争が続くコンゴ民主共和国や南スーダン、それに政府軍と少数民族の武力勢力が戦闘を続けるミャンマーで急増しています。
一方、難民を受け入れているのはレバノンやバングラデシュなどほとんどが紛争が続く国の隣国です。
多くは発展途上国で、難民への支援を続けるのは厳しい現状となっています。
UNHCRのグランディ高等弁務官は「今こそ、先進国がリーダーシップをとって責任を果たすべきだ」と述べ、先進国に対して、難民の受け入れで協力を呼びかけました。
NHKニュース 2018年6月19日 21時02分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180619/k10011486171000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_013