
去年5月、栗原市築館で山林や住宅などが焼けた大規模な火災で、警察は、近くの耕作放棄地でたき火をし火を燃え広がらせたとして、58歳の会社員を森林法違反などの疑いで書類送検しました。
この火事は去年5月、栗原市築館の山林など合わせておよそ5万7000平方メートルが焼け、木造2階建ての住宅など24棟も焼けたものです。
書類送検されたのは、この山林近くにある耕作放棄地で伐採してあった竹をたき火した土地の所有者で栃木県の58歳の会社員で、警察によりますと火が燃え広がらないようにする注意を怠ったとして森林法違反や重過失失火の疑いがもたれています。
警察によりますと、男性はたき火をしたあと、きちんと消火しないまま現場を立ち去ったということで、調べに対し男性は容疑を認めているということです。
たき火をした当時は、強風注意報や乾燥注意報が出されていたほか、火が燃え広がった翌日には暴風警報が出されていたということです。
06月18日 19時02分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20180618/0001654.html