http://www.sankei.com/smp/affairs/news/180615/afr1806150006-s1.html
“塀のない刑務所”として知られる松山刑務所大井造船作業場(愛媛県今治市)から4月、受刑者の平尾龍磨容疑者(27)=窃盗容疑で再逮捕=が逃走した事件を受け、処遇や警備対策について検討していた法務省は15日、報告書をまとめた。報告書は逃走動機を、「職員や受刑者との人間関係から逃れたかったため」と結論づけた。
<< 下に続く >>
作業場には受刑者による「自治会」があり、職員は十分な関与をしていなかった。平尾容疑者は逃走2日前、自治会長の受刑者から受刑態度について厳しい叱責を受けていた。
こうしたことから、法務省は対策として、受刑者間に上下関係の意識を生じさせる自治会を廃止し、職員の関与を強めた係活動にすることを決めた。また、逃走防止策として、受刑者が生活する寮の外壁に赤外線センサーを設置するなどとしている。
作業場は現在休止しているが、法務省は対策がまとまったことを受け、月内にも再開する方針。
“塀のない刑務所”として知られる松山刑務所大井造船作業場(愛媛県今治市)から4月、受刑者の平尾龍磨容疑者(27)=窃盗容疑で再逮捕=が逃走した事件を受け、処遇や警備対策について検討していた法務省は15日、報告書をまとめた。報告書は逃走動機を、「職員や受刑者との人間関係から逃れたかったため」と結論づけた。
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作業場には受刑者による「自治会」があり、職員は十分な関与をしていなかった。平尾容疑者は逃走2日前、自治会長の受刑者から受刑態度について厳しい叱責を受けていた。
こうしたことから、法務省は対策として、受刑者間に上下関係の意識を生じさせる自治会を廃止し、職員の関与を強めた係活動にすることを決めた。また、逃走防止策として、受刑者が生活する寮の外壁に赤外線センサーを設置するなどとしている。
作業場は現在休止しているが、法務省は対策がまとまったことを受け、月内にも再開する方針。