誤って違う動脈を切断 がんセンター
2018/06/08 19:36
http://www.niigata-nippo.co.jp/sp/news/national/20180608398577.html
県立がんセンター新潟病院(新潟市中央区)は8日、2016年7月に同市の60代男性が左腎臓の摘出手術中に、右腎臓の動脈を誤って切断され、機能障害が残る医療事故があったと発表した。県は約2054万円の損害賠償を支払うことで男性側の同意を得ている。6月県議会に関連議案を提案し、議決後に民事調停が成立する見通し。
病院によると、男性は腎がんのため、腹腔(ふくくう)鏡下で左腎臓の摘出術を受けた。腫瘍が右側に突出していた影響で、右の腎臓の動脈を左の腎臓の動脈と誤認して切断。男性は右側の腎臓を元に戻す手術を受けたが、機能障害が残り、重労働が難しくなったという。
佐藤信昭院長は「多大なご負担とご迷惑をお掛けすることになり、患者さんならびにご家族に心よりおわび申し上げる。再発防止に向けて職員一同、努力したい」とコメントした。
2018/06/08 19:36
http://www.niigata-nippo.co.jp/sp/news/national/20180608398577.html
県立がんセンター新潟病院(新潟市中央区)は8日、2016年7月に同市の60代男性が左腎臓の摘出手術中に、右腎臓の動脈を誤って切断され、機能障害が残る医療事故があったと発表した。県は約2054万円の損害賠償を支払うことで男性側の同意を得ている。6月県議会に関連議案を提案し、議決後に民事調停が成立する見通し。
病院によると、男性は腎がんのため、腹腔(ふくくう)鏡下で左腎臓の摘出術を受けた。腫瘍が右側に突出していた影響で、右の腎臓の動脈を左の腎臓の動脈と誤認して切断。男性は右側の腎臓を元に戻す手術を受けたが、機能障害が残り、重労働が難しくなったという。
佐藤信昭院長は「多大なご負担とご迷惑をお掛けすることになり、患者さんならびにご家族に心よりおわび申し上げる。再発防止に向けて職員一同、努力したい」とコメントした。