マンション建設工事現場に産業廃棄物を不法投棄したとして、警視庁生活環境課は廃棄物処理法違反容疑で、相模原市中央区緑が丘の建設業「たまふく」代表取締役、玉田桂一容疑者(50)と同社従業員ら計5人を逮捕した。玉田容疑者は「ごみを捨てろとは指示していない」と容疑を否認しているが、残る4人は「会社の指示でやった」と認めている。
同課によると、同社はマンションの基礎工事を担当しており、従業員たちは日中に産業廃棄物を埋めて土をかけていた。その状態で基礎工事を完成させようとしたとみられる。
近隣住民の男性が作業を目撃し、都を通じて浅草署に通報して発覚。産業廃棄物は神奈川県内の同社の資材置き場から運んでおり、家屋の解体工事で出たものとみられるという。
逮捕容疑は昨年8月22〜23日までの間、東京都台東区内のマンション建設工事現場に、廃プラスチックや木くずなどの産業廃棄物約16・7トンを不法投棄したとしている。
http://www.sankei.com/smp/affairs/news/180531/afr1805310012-s1.html