別人になりすまして英語検定を受験したとして、有印私文書偽造・同行使罪に問われた中国籍の無職、許(シュ)毅(イー)被告(30)に対する判決公判が23日、京都地裁で開かれ、石井寛裁判官は懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。
石井裁判官は判決理由で「偽造のパスポートを準備するなどして行われたもので、計画性、組織性がうかがえる」と指摘し、「高額の報酬目的で犯行に及んだのであり、その意思決定に対しては強い非難が妥当」と述べた。
判決によると、1月6日、東京都新宿区の大学で、別人になりすまし、英語検定試験を受験。別人の氏名などを解答用紙に記入して提出するなどした。
2018.5.24 09:52
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/180524/wst1805240027-n1.html