5月17日 16時22分
青森市に本店がある「みちのく銀行」の複数の行員が、取引先に融資を行う際に書類を偽造するなどの不正を行っていたことがわかりました。不正は合わせて17件に上るということで、銀行は担当の行員らを懲戒処分にしました。
不正を行っていたのは、青森市に本店がある「みちのく銀行」の融資を担当している行員7人です。
関係者によりますと、行員らは数年間にわたり取引先に融資を行う際、信用保証協会の保証を取り付けるため、提出する書類を偽造するなどの不正を繰り返していたということです。
融資先が信用保証の対象とならないことから書類を偽造するなどしていたということで、不正は本店と6つの支店の合わせて7か所で行われ、件数は17件に上るということです。
不正を行った中には課長級の行員なども含まれ、みちのく銀行は最も多い7件の不正に関わった行員を諭旨退職の処分にするなど関わった行員を懲戒処分にしていて近く発表することにしています。
みちのく銀行は経営計画の中でも法令遵守の姿勢の徹底を掲げてきただけに、今回の不正の発覚で行員の意識や管理体制の抜本的な改革を迫られることになります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180517/k10011441841000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_006