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5月16日 4時45分
アメリカがイラン核合意から離脱したことを受けて、イランとヨーロッパ主要3か国の外相は今後の対応を協議しました。イランが核合意に残留する条件として経済的な恩恵を最優先としているのに対し、ヨーロッパ側はイランのミサイル開発などにも歯止めをかけたい考えで、交渉は難航が予想されます。
イランとイギリス、フランス、ドイツ、それにEU=ヨーロッパ連合は15日、ベルギーの首都ブリュッセルで外相会合を開き、アメリカが離脱した核合意の枠組みについて協議しました。
協議に先立ち、イランのザリーフ外相は「イランの権利が保証されなければならない」と述べて、アメリカが経済制裁を再開してもヨーロッパなどの企業がイランへの進出を続けることが重要だと強調しました。
これに対し、イギリスのジョンソン外相は「イランの域内での問題行動は過小評価すべきでない」と述べ、イランのミサイル開発やシリアなど周辺国への影響力拡大についても協議したいとの意向を示しています。
協議では、イラン側は核合意に残留する条件として経済的な恩恵を最優先としているのに対し、ヨーロッパ側はアメリカが懸念を示すイランのミサイル開発などに歯止めをかけたい考えで、交渉は難航が予想されます。
5月16日 4時45分
アメリカがイラン核合意から離脱したことを受けて、イランとヨーロッパ主要3か国の外相は今後の対応を協議しました。イランが核合意に残留する条件として経済的な恩恵を最優先としているのに対し、ヨーロッパ側はイランのミサイル開発などにも歯止めをかけたい考えで、交渉は難航が予想されます。
イランとイギリス、フランス、ドイツ、それにEU=ヨーロッパ連合は15日、ベルギーの首都ブリュッセルで外相会合を開き、アメリカが離脱した核合意の枠組みについて協議しました。
協議に先立ち、イランのザリーフ外相は「イランの権利が保証されなければならない」と述べて、アメリカが経済制裁を再開してもヨーロッパなどの企業がイランへの進出を続けることが重要だと強調しました。
これに対し、イギリスのジョンソン外相は「イランの域内での問題行動は過小評価すべきでない」と述べ、イランのミサイル開発やシリアなど周辺国への影響力拡大についても協議したいとの意向を示しています。
協議では、イラン側は核合意に残留する条件として経済的な恩恵を最優先としているのに対し、ヨーロッパ側はアメリカが懸念を示すイランのミサイル開発などに歯止めをかけたい考えで、交渉は難航が予想されます。