2020年の東京オリンピック開幕まで間もなく800日を迎えます。大会の成功に向けて各地で準備が進む中、メインスタジアムとなる新国立競技場の建設が折り返し点を迎えました。神宮の森に包まれた新国立競技場は現在、屋根の工事が進められていて、スタジアムの大きさも分かるようになってきました。
日本が世界に誇るスタジアムとして建設が進む新国立競技場は、2019年11月の完成に向けて、神宮外苑の緑と調和する「杜(もり)のスタジアム」が巨大な姿を現しつつあります。工期は折り返しを迎えていて、現在、最難関とされる屋根工事のうち、根幹の鉄骨部分を建設中です。
観客席を覆って新国立のシンボルともなる屋根の工事現場が先日、報道陣に公開されました。屋根は国産の木材を多く使うことで、全ての観客とアスリートを木のぬくもりで包み込む雰囲気をつくります。ひさしの長さは約60メートルで、構造上、支えるのは片側だけですが、木材を鉄骨と組み合わせることで、見た目の美しさだけでなく、鉄骨の変形が抑えられて強度が増し、地震や強風に強いスタジアムになるということです。
また、屋根の工事と並行してスタジアムの内装工事が進められています。屋内にも積極的に国産の木材を使って、日本らしい「おもてなしの空間」をつくり、日本のスポーツや文化を世界に発信します。
完成に一歩一歩近づく新国立競技場に、街の人からは「(前の国立競技場を)そのまま残し、改装して使ってほしかった思いはあるが、新しい競技場ができるのは楽しみ」「大きくなっていてびっくり。本当にわくわくする」「多くの人が来て盛り上がったらすごくうれしい」などさまざまな声が聞かれました。
2020年に世界のトップアスリートを迎える舞台は、2019年の11月に完成予定です。
TOKYOMXNEWS 2018年5月14日 18時30分
http://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=46512844
日本が世界に誇るスタジアムとして建設が進む新国立競技場は、2019年11月の完成に向けて、神宮外苑の緑と調和する「杜(もり)のスタジアム」が巨大な姿を現しつつあります。工期は折り返しを迎えていて、現在、最難関とされる屋根工事のうち、根幹の鉄骨部分を建設中です。
観客席を覆って新国立のシンボルともなる屋根の工事現場が先日、報道陣に公開されました。屋根は国産の木材を多く使うことで、全ての観客とアスリートを木のぬくもりで包み込む雰囲気をつくります。ひさしの長さは約60メートルで、構造上、支えるのは片側だけですが、木材を鉄骨と組み合わせることで、見た目の美しさだけでなく、鉄骨の変形が抑えられて強度が増し、地震や強風に強いスタジアムになるということです。
また、屋根の工事と並行してスタジアムの内装工事が進められています。屋内にも積極的に国産の木材を使って、日本らしい「おもてなしの空間」をつくり、日本のスポーツや文化を世界に発信します。
完成に一歩一歩近づく新国立競技場に、街の人からは「(前の国立競技場を)そのまま残し、改装して使ってほしかった思いはあるが、新しい競技場ができるのは楽しみ」「大きくなっていてびっくり。本当にわくわくする」「多くの人が来て盛り上がったらすごくうれしい」などさまざまな声が聞かれました。
2020年に世界のトップアスリートを迎える舞台は、2019年の11月に完成予定です。
TOKYOMXNEWS 2018年5月14日 18時30分
http://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=46512844