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5月14日 4時18分
新潟市の小学生の女の子が殺害され、JRの線路に遺棄された事件から14日で1週間。現場周辺では、事件当日、不審な人物や車が目撃されていて警察は事件との関連を調べています。さらに、現場に残された女の子のランドセルから、家族以外の指紋が検出されていて、警察は、犯人の特定につながる可能性もあるとみて調べています。
今月7日夜、新潟市西区のJR越後線の線路内で、近くに住む小学2年生、大桃珠生さん(7)が遺体で見つかり、14日で1週間となります。
遺体には、口や首に押さえつけられたような痕があり、警察は、大桃さんが下校途中に、自宅近くの人通りの少ない線路沿いの道で連れ去られて殺害され、線路に遺棄されたとみて調べています。
現場周辺では、不審な人物が目撃されていて、大桃さんは事件当日、「朝、黒い服を着て、サングラスをかけたおじさんに追いかけられた」と友達に話したということです。
また、現場周辺で不審な車の目撃情報も複数あり、遺体が見つかる直前の午後10時20分ごろには、電車の運転士が線路沿いの道に、白いワゴン車が止まっていたのを目撃していたということです。
その30分前にも、白っぽいバンタイプの車が、線路を挟んだ反対側で目撃されていて、警察は関連を調べています。
一方、現場に残された大桃さんの所持品のうち、キャラメル色のランドセルからは、家族以外の指紋が検出されたことがわかっています。警察は、犯人の特定につながる可能性もあると見て捜査しています。