https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180513/k10011436981000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_028
5月13日 17時20分
裁判員制度が始まってから今月で9年となるのを前に、市民グループが都内で集会を開き、裁判員の経験を広く伝えるため、守秘義務を緩和することなどを提言しました。
裁判員裁判を傍聴している学生などのグループ「裁判員ネット」は13日、東京・千代田区で集会を開き、最近の状況について話し合いました。
この中で、裁判員として呼び出された人たちが実際に裁判所に来る「出席率」が下がる傾向にあることなどが報告されました。そのうえで、裁判員を経験して得たものなどを広く社会に伝える必要があるとして、裁判員に課されている守秘義務を緩和することなど、14項目の提言をまとめました。
グループはこの提言を法務省や最高裁判所などに提出することにしています。
グループの代表を務める大城聡弁護士は「ことしは法律で定められた制度の見直しを検討する年です。裁判員になるかもしれない市民の視点から制度の問題点を指摘し、よりよい制度にしたい」と話していました。
5月13日 17時20分
裁判員制度が始まってから今月で9年となるのを前に、市民グループが都内で集会を開き、裁判員の経験を広く伝えるため、守秘義務を緩和することなどを提言しました。
裁判員裁判を傍聴している学生などのグループ「裁判員ネット」は13日、東京・千代田区で集会を開き、最近の状況について話し合いました。
この中で、裁判員として呼び出された人たちが実際に裁判所に来る「出席率」が下がる傾向にあることなどが報告されました。そのうえで、裁判員を経験して得たものなどを広く社会に伝える必要があるとして、裁判員に課されている守秘義務を緩和することなど、14項目の提言をまとめました。
グループはこの提言を法務省や最高裁判所などに提出することにしています。
グループの代表を務める大城聡弁護士は「ことしは法律で定められた制度の見直しを検討する年です。裁判員になるかもしれない市民の視点から制度の問題点を指摘し、よりよい制度にしたい」と話していました。