北海道の釧路市と稚内市で12日、全国で最も遅い桜の開花が発表されました。
12日の釧路市内は朝から晴れ間が広がり、気象台は午前中に市内の公園にあるエゾヤマザクラの標本木に6輪ほどの花が咲いているのを確認して桜の開花を発表しました。
また、国内最北の標本木がある稚内市でもエゾヤマザクラが咲いているのが確認され、同じく桜の開花が発表されました。
これにより、気象台のすべての観測点で桜の開花が確認され、1月に沖縄をスタートした桜前線はおよそ4か月かけて日本列島を縦断したことになります。
気象台によりますと、釧路市と稚内市の桜の開花は平年よりいくぶん早く、数日中に満開になる見通しだということです。
NHK
5月12日 13時11分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180512/k10011436221000.html