タイからフクロウやヤマネなどの鳥や哺乳類計24匹を密輸しようとしたとして、東京税関成田税関支署と成田空港署は11日、関税法違反の疑いで、千葉県白井市の土木作業員、村上一夫容疑者(61)を逮捕、千葉地検に送検したと発表した。調べに対し、村上容疑者は黙秘しているという。
逮捕・送検容疑は、平成29年4月7日、タイのドンムアン国際空港から、インドコキンメフクロウ12羽やクマタカ1羽、アフリカヤマネ6匹など鳥15羽と哺乳類9匹を密輸しようとしたとしている。航空会社に預けたスーツケースに隠していた。一部はワシントン条約で絶滅の恐れがあるとして国際取引が規制されている動物だった。
成田空港の税関検査場で、税関職員が村上容疑者の荷物から動物の鳴き声を聞き、スーツケースを開けるよう要請。8つのケージに入った動物が見つかったという。
yahooニュース(産経新聞) 5/11(金) 18:02配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180511-00000553-san-soci