http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2024593151.html
05月10日 17時03分
神戸市の中学校の教諭が生徒から預かった高校受験の願書の内容を無断で書き換えていたとして、停職1か月の懲戒処分となりました。
停職の懲戒処分を受けたのは、神戸市須磨区の市立中学校の39歳の男性教諭です。
神戸市教育委員会によりますと、この男性教諭は3年生の担任をしていたことし1月、生徒から預かった高校受験の願書の内容を無断で書き換えたということです。
書き換えは、卒業記念に生徒に贈る予定の印鑑を使って行い、受験する高校のコースを難易度の高いものから低いものに変更していたということです。
調べに対し男性教諭は、「生徒が当初は難易度の低いコースを志望していたので、勝手に訂正してしまった」と話しているということです。
教育委員会によりますと、生徒は別の第一志望の学校に合格したため、進路に影響はなかったということです。
これについて神戸市教育委員会は、「生徒に迷惑をかけ、大変申し訳ない。願書を提出するまでの教員の関わり方を見直すなど再発防止策を検討したい」と話しています。