http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20180507/0000953.html
05月07日 19時32分
松山市の50代の女性が、うその訴訟を告知するハガキや弁護士を名乗る男の電話で710万円余りをだまし取られ、警察は、特殊詐欺事件として捜査しています。
4月中旬、松山市の50代の女性に、「民間訴訟告知センター」を名乗り、「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」という題名のハガキが届きました。
この女性が、ハガキにあった首都圏の連絡先に電話したところ、弁護士を名乗る男と話すことになり、「供託金を支払えば、訴訟は取り下げる」などといううそにだまされ、コンビニを使って、10万円を支払ったということです。
このあとも女性には、弁護士や債権回収代行業者を名乗る男から次々と電話があり、「供託金がさらに必要になった」などと金を要求され、東京や神奈川の住所に、宅配便で3回にわたってあわせて現金700万円を送ったということです。
インターネット上で、似たような被害が報告されているのに気づいた女性が、警察に相談し、事件が発覚しました。
松山東警察署は、特殊詐欺事件として捜査するとともに、同じような不審なハガキの相談が相次いで寄せられているため、注意を呼びかけています。