財務省の福田淳一前事務次官のセクハラ疑惑を機に、働く女性のセクハラ被害が注目されているが、就職活動中の大学生の被害はあまり知られていない。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やインターンシップの普及で、社員と学生が一対一で接点を持つ場がセクハラの温床になりつつある。来春卒業の学生を対象にした採用活動が本格化する中、被害を受けた人からは「大学側が注意喚起してほしい」と声も上がる。
東京都内で働く20代女性は数年前、大学3年で就活中、志望先の広告会社の男性社員に「面接の練習」とし…
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2018年5月2日 19時09分(最終更新 5月2日 19時11分)
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180503/k00/00m/040/048000c