2017年11月、わいせつ目的で少女を誘拐し、未成年者誘拐などの罪に問われた34歳の男の裁判で、検察側は懲役5年を求刑しました。
起訴状などによりますと、札幌市南区の無職、佐々木隆光被告(34)は2017年11月、SNSで知り合った札幌市近郊の10代少女をわいせつ目的で家出させ、自宅に連れて行くなどした未成年者誘拐などの罪に問われています。
佐々木被告はこれまでの公判で起訴内容を認めていました。
古村知華記者:「佐々木被告は裁判の終わりに一言を求められると"被害者・家族、自分の家族に対し申し訳ありません"と口にしました」
23日の裁判で検察側は「性的欲求を満たすため、神奈川県座間市の事件を参考に誘い出し、少女の手を粘着テープで縛るなど極めて悪質」として、懲役5年を求刑しました。
一方、弁護側は「被害者や家族に謝罪の意思を示している」として、執行猶予付きの判決を求めました。
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