https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180420/k10011410881000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004
4月20日 4時55分
車の自動運転の実現に向けて、専門家が課題を検討する警察庁の委員会は、自動運転中にドライバーが何ができると考えられるかや、事故を起こした際の責任などについて報告書をまとめました。
車の自動運転の実現に向けた法律上の課題などについて検討するため、警察庁は大学教授など専門家でつくる委員会で検討を進め、報告書をまとめました。
報告書では緊急時を除いて自動で運転する「レベル3」以上の実用化の際、自動運転中のドライバーは「緊急時に運転にすぐ戻れる姿勢であるべきだ」としています。
そのうえで、自動運転中にドライバーが何ができると考えられるかの具体的な例として、テレビ鑑賞や携帯電話での通話、食事やパソコン作業などを挙げています。
一方で認めることが困難な行為として睡眠を挙げ、飲酒は認められないとしています。
また、自動運転中に交通事故を起こした際の過失責任については、ドライバーに事故を予測したり、避けたりできる可能性があったかどうかを踏まえ、個別に判断されるとしたうえで、本来の使用方法に従って自動運転のシステムを使っていた場合には、過失責任を負わない可能性もあると指摘しています。
報告書を踏まえ、警察庁は自動運転の実現に向けた課題について、さらに検討を進めていくことにしています。
4月20日 4時55分
車の自動運転の実現に向けて、専門家が課題を検討する警察庁の委員会は、自動運転中にドライバーが何ができると考えられるかや、事故を起こした際の責任などについて報告書をまとめました。
車の自動運転の実現に向けた法律上の課題などについて検討するため、警察庁は大学教授など専門家でつくる委員会で検討を進め、報告書をまとめました。
報告書では緊急時を除いて自動で運転する「レベル3」以上の実用化の際、自動運転中のドライバーは「緊急時に運転にすぐ戻れる姿勢であるべきだ」としています。
そのうえで、自動運転中にドライバーが何ができると考えられるかの具体的な例として、テレビ鑑賞や携帯電話での通話、食事やパソコン作業などを挙げています。
一方で認めることが困難な行為として睡眠を挙げ、飲酒は認められないとしています。
また、自動運転中に交通事故を起こした際の過失責任については、ドライバーに事故を予測したり、避けたりできる可能性があったかどうかを踏まえ、個別に判断されるとしたうえで、本来の使用方法に従って自動運転のシステムを使っていた場合には、過失責任を負わない可能性もあると指摘しています。
報告書を踏まえ、警察庁は自動運転の実現に向けた課題について、さらに検討を進めていくことにしています。