去年7月、和歌山県白浜町の海水浴場でシュノーケリングをしていた28歳の妻を水難事故に見せかけて殺害したとして、警察は大阪の29歳の男を殺人の疑いで逮捕しました。調べに対し、男は黙秘しているということです。
逮捕されたのは、大阪・天王寺区の運転手、野田孝史容疑者(29)です。
警察によりますと、野田容疑者は去年7月、和歌山県白浜町の海水浴場でシュノーケリングをしていた妻の志帆さん(当時28)を水難事故に見せかけて殺害した疑いが持たれています。
当時、志帆さんと一緒にシュノーケリングをするために海水浴場に来ていて、「トイレに行っていて、10分ほど目を離したすきに溺れていた」などと説明していたということです。
警察は、当時、波が穏やかだったのに、ダイビングの免許を持っていた志帆さんが溺れるなど不自然な点があるとして捜査を進め、19日、殺人の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、調べに対し黙秘しているということで、動機など詳しいいきさつを調べています。
NHK 4月19日 21時39分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180419/k10011410781000.html