https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180413/k10011402461000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_007
4月13日 22時20分
シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとして、アメリカが軍事攻撃に踏み切るかどうか検討を進める中、ロシアのラブロフ外相は、近く予定されているOPCW=化学兵器禁止機関の現地調査によって化学兵器が使用されていないことが証明されるとの見方を示し、アメリカを強くけん制しました。
この問題を巡ってアメリカのトランプ大統領は、アサド政権が化学兵器を使用したとの見方を示し、軍事攻撃に踏み切るかどうかの検討を進めるとともに、アサド政権を支援しているロシアへの批判を強めています。
これについて、ロシアのラブロフ外相は13日、「反ロシア・キャンペーンに突き進んでいる、ある国の特務機関が手を貸している“だしもの”だ」と述べ、「でっちあげだ」という立場を改めて示しました。
そのうえで、今月14日に始まる予定のOPCW=化学兵器禁止機関による現地調査について、「調査チームが予定通り現地入りすることを期待する。ロシアの専門家による調査では、化学兵器や塩素ガスの使用は確認されていない」と述べ、化学兵器が使用されていないことが証明されるとの見方を示し、アメリカを強くけん制しました。
今回の化学兵器の使用疑惑についてロシアは「軍事行動の口実にしてはならない」として、アメリカを警告しています。
4月13日 22時20分
シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとして、アメリカが軍事攻撃に踏み切るかどうか検討を進める中、ロシアのラブロフ外相は、近く予定されているOPCW=化学兵器禁止機関の現地調査によって化学兵器が使用されていないことが証明されるとの見方を示し、アメリカを強くけん制しました。
この問題を巡ってアメリカのトランプ大統領は、アサド政権が化学兵器を使用したとの見方を示し、軍事攻撃に踏み切るかどうかの検討を進めるとともに、アサド政権を支援しているロシアへの批判を強めています。
これについて、ロシアのラブロフ外相は13日、「反ロシア・キャンペーンに突き進んでいる、ある国の特務機関が手を貸している“だしもの”だ」と述べ、「でっちあげだ」という立場を改めて示しました。
そのうえで、今月14日に始まる予定のOPCW=化学兵器禁止機関による現地調査について、「調査チームが予定通り現地入りすることを期待する。ロシアの専門家による調査では、化学兵器や塩素ガスの使用は確認されていない」と述べ、化学兵器が使用されていないことが証明されるとの見方を示し、アメリカを強くけん制しました。
今回の化学兵器の使用疑惑についてロシアは「軍事行動の口実にしてはならない」として、アメリカを警告しています。