https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180409/k10011395721000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_007
4月9日 6時02分
内戦が続くシリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃によって多数の死者が出ていることを受けて、国連の安全保障理事会は、アメリカなどの要請に基づき、現地時間の9日にも緊急の会合を開催する方向で調整に入りました。
アメリカやイギリスの国連代表部によりますと、アメリカやイギリスなどのほか、議長国のペルーなど、9か国が緊急の会合を要請していて、安保理は、現地時間の9日、日本時間の10日朝、会合を開く方向で調整に入りました。
安保理は先月にも、アサド政権と反政府勢力との戦闘が続く東グータ地区で化学兵器の塩素ガスが使用された疑いが出たことを受けて、アメリカが緊急会合を開くよう要請しましたが、安保理メンバー国の15か国のうち、支持は8か国とどまり、正式な会合は見送られました。
今回は、前回棄権したアフリカ3か国のうち、コートジボワールが会合の要請国に名を連ね、開催に必要な9か国に達していることから、緊急会合は開かれる見通しです。
ただ、シリアのアサド政権が化学兵器の使用を否定していることから、後ろ盾のロシアも、これを支持するのは必至で、安保理として一致した対応を打ち出せるかは見通せない状況です。
4月9日 6時02分
内戦が続くシリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃によって多数の死者が出ていることを受けて、国連の安全保障理事会は、アメリカなどの要請に基づき、現地時間の9日にも緊急の会合を開催する方向で調整に入りました。
アメリカやイギリスの国連代表部によりますと、アメリカやイギリスなどのほか、議長国のペルーなど、9か国が緊急の会合を要請していて、安保理は、現地時間の9日、日本時間の10日朝、会合を開く方向で調整に入りました。
安保理は先月にも、アサド政権と反政府勢力との戦闘が続く東グータ地区で化学兵器の塩素ガスが使用された疑いが出たことを受けて、アメリカが緊急会合を開くよう要請しましたが、安保理メンバー国の15か国のうち、支持は8か国とどまり、正式な会合は見送られました。
今回は、前回棄権したアフリカ3か国のうち、コートジボワールが会合の要請国に名を連ね、開催に必要な9か国に達していることから、緊急会合は開かれる見通しです。
ただ、シリアのアサド政権が化学兵器の使用を否定していることから、後ろ盾のロシアも、これを支持するのは必至で、安保理として一致した対応を打ち出せるかは見通せない状況です。