時事通信 2018/04/05-17:56
福島県飯舘村の大久保文雄さん=当時(102)=が2011年、東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされた結果、自殺したと認めた福島地裁判決を受け、
東電福島復興本社の近藤通隆副代表らが5日、大久保さん宅を訪れ、遺族に謝罪した。
近藤副代表らは午後2時半ごろ、大久保さんの義理の娘美江子さん(65)と面会し、「(大久保さんに)最後に非常につらい決断をさせてしまい、本当に心苦しく、大変反省しています」と謝罪。
大久保さんの仏壇に線香を上げ、5秒ほど手を合わせた。
面会後、美江子さんは記者団の取材に対し、「長かったが、(大久保さんに)やっとこうやって良い報告ができたので、これからゆっくり安らかに休んでくださいと言葉を掛けたい」と語り、
東電には「遺族に寄り添った対応を」と求めた。
亡くなった大久保文雄さんの仏壇に手を合わせる、東京電力福島復興本社の近藤通隆副代表=5日午後、福島県飯舘村(代表撮影)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018040500931&g=soc
福島県飯舘村の大久保文雄さん=当時(102)=が2011年、東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされた結果、自殺したと認めた福島地裁判決を受け、
東電福島復興本社の近藤通隆副代表らが5日、大久保さん宅を訪れ、遺族に謝罪した。
近藤副代表らは午後2時半ごろ、大久保さんの義理の娘美江子さん(65)と面会し、「(大久保さんに)最後に非常につらい決断をさせてしまい、本当に心苦しく、大変反省しています」と謝罪。
大久保さんの仏壇に線香を上げ、5秒ほど手を合わせた。
面会後、美江子さんは記者団の取材に対し、「長かったが、(大久保さんに)やっとこうやって良い報告ができたので、これからゆっくり安らかに休んでくださいと言葉を掛けたい」と語り、
東電には「遺族に寄り添った対応を」と求めた。
亡くなった大久保文雄さんの仏壇に手を合わせる、東京電力福島復興本社の近藤通隆副代表=5日午後、福島県飯舘村(代表撮影)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018040500931&g=soc