成田国際空港は4月1日、「航空機落下物被害救済支援制度」を創設し、運用を開始した。
制度は、成田空港を離着陸した航空機からの落下物と認定された場合に、成田空港から所定の見舞金を支払う。落下物により生じた損害賠償は、引き続き航空会社が行う。
落下物と認定されたものの、その原因となる航空会社を直ちに特定することができない場合において迅速な落下物被害救済を図るため、被害者へ成田空港が一時的に立替金を支払いし、航空会社が特定された後に当該社に対して成田空港から求償する。
航空機からの落下物と疑われるような事案が発生した場合において、成田空港が地域住民と航空会社との間に入って迅速かつ丁寧な調整を行うなど、地域住民の負担を少しでも減らせるようサポートを行う。
航空機からの落下物と思われる部品や氷塊等を発見した場合には、最寄りの市町の空港担当部署へ連絡。
なお、夜間土日等で空港担当部署に繋がらない場合には、NAAフライトインフォメーション(TEL※電話番号はソース先を確認)へ連絡する。
2018年04月03日
lnews
https://lnews.jp/2018/04/k040307.html