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4月3日 18時31分
学校法人の「関西大学」が運営する小中高一貫校の教員と労使協定を結ばずに、違法に残業させていたなどとして、労働基準監督署から2度の是正勧告を受けていたことがわかりました。教員の中には、1年間の残業時間が2000時間を超えていた人もいたということです。
法人によりますと、運営する大阪・高槻市の小中高一貫校で、平成28年度に、1日8時間を超えて働かせる労使協定を結んでいなかったにもかかわらず、52人の教員に違法に残業させていたとして、去年4月に茨木労働基準監督署から是正勧告を受けたということです。
さらに、先月には、教員に残業代を払っていなかったとして2度目の是正勧告を受けていたということです。
法人が、平成28年度の残業時間を調べたところ、2人の教員が「過労死ライン」とされる月80時間を超え、うち1人は、1年間の残業時間が2000時間を超えていたということです。
法人によりますと、教員に対しては、これまで残業代の代わりに一定額の手当を支払っていたため残業時間を把握する仕組みがなかったということで、平成28年度の残業代およそ3400万円の支払いを組合側に提案しているほか、昨年度の残業代についても支払う方針だということです。
学校法人「関西大学」の高岡淳総務局長は、「教員の働き方を改善して、長時間労働を減らせるよう誠実に対応していきたい」としています。
4月3日 18時31分
学校法人の「関西大学」が運営する小中高一貫校の教員と労使協定を結ばずに、違法に残業させていたなどとして、労働基準監督署から2度の是正勧告を受けていたことがわかりました。教員の中には、1年間の残業時間が2000時間を超えていた人もいたということです。
法人によりますと、運営する大阪・高槻市の小中高一貫校で、平成28年度に、1日8時間を超えて働かせる労使協定を結んでいなかったにもかかわらず、52人の教員に違法に残業させていたとして、去年4月に茨木労働基準監督署から是正勧告を受けたということです。
さらに、先月には、教員に残業代を払っていなかったとして2度目の是正勧告を受けていたということです。
法人が、平成28年度の残業時間を調べたところ、2人の教員が「過労死ライン」とされる月80時間を超え、うち1人は、1年間の残業時間が2000時間を超えていたということです。
法人によりますと、教員に対しては、これまで残業代の代わりに一定額の手当を支払っていたため残業時間を把握する仕組みがなかったということで、平成28年度の残業代およそ3400万円の支払いを組合側に提案しているほか、昨年度の残業代についても支払う方針だということです。
学校法人「関西大学」の高岡淳総務局長は、「教員の働き方を改善して、長時間労働を減らせるよう誠実に対応していきたい」としています。