4/2(月) 11:19配信
デーリー東北新聞社
昨年10月に兵庫県で行われた国民体育大会馬術競技に青森県代表で出場した60代の男性選手が、県教委からの補助金を不正に受給していた問題で、県馬術連盟(中野渡利彦会長)は1日、青森市で開いた臨時総会で、男性選手を除名処分にする議案を否決した。
中野渡会長によると「厳し過ぎる」との理由で、現時点で男性選手は処分を受けず、所属していた県馬連を自ら退会、代表を務めていた七戸乗馬倶楽部も団体として県馬連を脱退する結果にとどまった。
総会は約20人の理事らが出席し、非公開で行われた。終了後、記者団に対し中野渡会長は、交通費を不正に受け取っていた男性選手を除名処分にする議案を諮ったところ、起立採決で規定の3分の2以上の同意を得られなかったと報告した。
中野渡会長は「除名処分を議決し、再発防止策まで話し合いたかったが、できなかった」と述べ、今後、再発防止策をまとめる考えを示した。
また、中野渡会長は、問題発覚時に引責辞任する意向を示していたものの、同日の総会では議題に上らず、本年度前半の任期満了に伴う役員改選まで会長職を続けることになった。
県馬連の不正受給発覚は2回目で、事態を重く見た県体育協会は、3月20日から1年間、補助金支給を取りやめ、国体などに参加できない資格停止処分を下している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180402-00010001-dtohoku-l02
デーリー東北新聞社
昨年10月に兵庫県で行われた国民体育大会馬術競技に青森県代表で出場した60代の男性選手が、県教委からの補助金を不正に受給していた問題で、県馬術連盟(中野渡利彦会長)は1日、青森市で開いた臨時総会で、男性選手を除名処分にする議案を否決した。
中野渡会長によると「厳し過ぎる」との理由で、現時点で男性選手は処分を受けず、所属していた県馬連を自ら退会、代表を務めていた七戸乗馬倶楽部も団体として県馬連を脱退する結果にとどまった。
総会は約20人の理事らが出席し、非公開で行われた。終了後、記者団に対し中野渡会長は、交通費を不正に受け取っていた男性選手を除名処分にする議案を諮ったところ、起立採決で規定の3分の2以上の同意を得られなかったと報告した。
中野渡会長は「除名処分を議決し、再発防止策まで話し合いたかったが、できなかった」と述べ、今後、再発防止策をまとめる考えを示した。
また、中野渡会長は、問題発覚時に引責辞任する意向を示していたものの、同日の総会では議題に上らず、本年度前半の任期満了に伴う役員改選まで会長職を続けることになった。
県馬連の不正受給発覚は2回目で、事態を重く見た県体育協会は、3月20日から1年間、補助金支給を取りやめ、国体などに参加できない資格停止処分を下している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180402-00010001-dtohoku-l02